まちかどミュージアム(3)
2013-11-12


さて、セーラー服。
平安女学院は、日本で初めて女子高校で制服(服の統一)を作り、さらにのちに制服として、これも日本で初めてセーラー服を採用した学校なんだそうで。
右が初代で左が現在のブレザー(真ん中は夏服)。そう、現在はもうセーラー服ではない。残念?
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セーラー服はその後全国に普及したわけだけど、ここのセーラー服は素材・縫製・デザインにおいて他のとはひと味違ったのだそうで。

そういえば、「平安女学院」の「平安」とは、京都だからではなく、聖書の中から取った言葉だそうで。でも京都らしい名前で良いかと。
同志社もキリスト教系の大学だし、京都には教会も多い。
一方で仏教の寺、もちろん神道の神社も多数あって、ある意味神仏混淆の日本らしいのかも。

閑話休題。
これが廊下。おそらく建築当時は縁側だったところ。
窓ガラスは裁判所長官邸として使うときにはめたらしいので。
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このように、長官邸として使うために、いろんな場所が改造されている。棚とか暖房用ダクトとか。が、買い上げた後もあえてそのあたりは残してあるのだそうだ。建築当時の姿も良いけど、使われていたという証を残すのも意義あることなのである。

先の中庭を別の角度から。ガラス越しなので反射が見えるのは仕方ない。
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建物の中で1つ特徴的なのはこの部分。
実はこの部分には下に見える柱が埋まっている。
うまく塗り込めることで隠し、広く見せているのだそうな。
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今時、こんな良い仕事する職人はいない・・・かもしれない。
[京都]
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[写真]

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