京都迎賓館(1)
2016-04-29


昨日から京都迎賓館の一般公開が行われている。5/9まで。
早速昨日行ってみた。

昨日も書いたとおり、平日の雨の初日にもかかわらず、かなりの人出で、10時にはもう400m以上と思われる行列があり、私が整理券をもらえた時点(約11時)ではすでに14時以降でないともらえない状態だった。その時の最後尾はもうもらえない可能性もあるとのことだった。このあたりの詳しくは昨日のネタをご覧いただきたい。
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私が迎賓館を訪れるのは実は2回目。前回は抽選による特別公開時だった。実を言うと、その前にも中の写真は見せてもらったことがあった。関係者の方から。いろいろな日本の伝統技術が建築や工芸品に使われているので是非直に見てみたかったが、それがかなったのは2年後位、さらに今回はそれから2年経っている。京都迎賓館は完成してから長らく地元に対しても公開なされなかったのだが、その理由についてはとりあえず秘密にしておこう。あきれるほど下らない理由だから。

前回は当選通知の印刷物+公的身分証明書が必要だった上に、中に入る前に全ての荷物をロッカーに入れさせ、持って行けるのは撮影機材1台=カメラ1台またはカメラ付き携帯電話1台のみで交換レンズは不可、動画撮影が不可なのでビデオも不可、傘も自分のは持って入れずに備え付けの物を使わせるという徹底ぶりだった。

そんな感じでは一般公開など無理だろうと思っていたが、今回は手荷物検査だけに変わっていた。とはいえ、京都御所の手荷物検査がカバンの中を開けて眺めるだけの簡易検査なのに対し、こちらは荷物を全て出して、金属探知機をくぐるという厳重なもの。さすがに要人が来る建屋内に入るとなるとこれくらいは必要か。
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実は私はここで引っかかってしまった。何度やってもだめなので「何か持ってませんか」と言われて端と気がついた。腰を痛めているためにコルセットを巻いていたのだが、どうもこの中に金属板が入っている様子。知らなかった。これを外せと言われると歩くのが大変になるので困るなあと思っていたら、さすがにそれはなかった。でも、たぶん杖をもっての入館は不可だと思うので、腰が弱い方は十分に注意を。

今回も動画撮影は不可。三脚、自撮棒、フラッシュ、プロの機材による撮影等も禁止されている。たぶんレンズ交換もとがめられると思う。普通のコンパクトカメラ、携帯電話のカメラ、一眼レフくらいなら大丈夫。部屋が広いので、広角レンズを持ってくと吉。望遠レンズは要らないし、たぶん大きなレンズは入れてもらえない。ペットは当然不可。それは御所も同じ。
GPSはとがめられないけど、建屋内は窓際を除き受信できなかった。木造に見える部分も実は中は鉄筋で、屋根もニッケルステンレス合金板でふかれているので電波が入りにくいのだろう。

今回の一般公開はあくまで試験公開。
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今回の状況を元に、今後通年公開するかどうかを検討するのだそうで。京都御所も通年公開を検討しているようではあるが、御所は宮内庁、こちらは内閣府の管轄なので、同じというわけにはいかないだろう。そのあたりは縦割り行政だから。ちなみに、京都御苑は環境省の管轄である。


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