蹴上浄水場つつじ2016(4)
2016-05-08


第二最高区配水池を後にして第一高区配水池へ。ここは現在工事中。
禺画像]

去年から↓こんな感じで工事が開始されていたが、
禺画像]

今年は建物が移動されて絶賛大工事中である。
禺画像]

持ち上げて、レースの上を移動させてこちらに退避。
禺画像]
このレールは新幹線で使ってたものの再利用だそうで。

反対側の建物も移動中。
禺画像]

こちらは2年前の同建屋。
禺画像]

普通ならこんな面倒なことしないで取り壊すのだろうけど、これらは明治45年建築の、日本初の急速ろ過式浄水場のものだから残される。建築以来100年以上、当時の施設で残っているのがこれらだけなのだそうな。

こういう元の建物を移動する方法を「曳家」(ひきや)工法という。元の建物を解体・分解せずに移動する方法で、歴史的建築物の保存工事で使われる。JR東京駅や奈良駅でもやったんだとか。移動先の地盤を十分な硬さにするとか、いろいろと手間はかかるみたい。

一旦これらを移動しておき、十分な容量にするため拡大し、また戻すという、3年かかる工事で、来年竣工の予定。
[京都]
[催し]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット